アルツハイマー認知症への進行をAIで予測

〇認知症は病名ではなく、脳の病気や障害などによって記憶や思考などなどの認知機能が下がる症状をいう。日本の認知症全体の7割がアルツハイマー型認知症が占めているとみられる。原因はまだ不明だが脳の神経細胞が減少し、脳が委縮して起こると考えられている。またアルツハイマー型認知症には、発病のリスクを高める期間因子がいくつかあることがわかっている。たとえば糖尿病や高血圧など、

 富士フィルムは4月13日に、軽度認知障害の患者症状がアルツハイマー病に進行するかを予測する技術を開発したことをとを発表した。人工知能(AI)が患者の脳の画像を分析し、最大88%の精度で進行を予測する。軽度認知症の画像から脳の海馬の大きさや形状などの情報を解析する。2年以内にアルツハイマー病に進行するかAIが予測する。アルツハイマー病向けの新薬開発の臨床試験(治験)で活用を目指す。

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