やっかいな風評被害対策には

〇福島第一原発で溶けた核燃料を冷やした処理水を海に流す計画が日本原子力規制委員会から認められた。

事故から11年たっても解決できなかったのは地元だけでなく中国と韓国からも猛反発を受けてきたため。処理水に放射性物質のトリチウムが含まれているという理由から。しかしトリチウムの毒性は弱く、人体や環境にほとんど影響はない。しかも中国も韓国も自国の原発から福島より多いトリチウムを排出している。両国とも政治的意図のもとに反対していることは明らかだ。ところが韓国は政権が代わって対応が変わってきた。しかし今後も風評被害が続くおそれがある。 

IAEA(=国際原子力機関)が指摘するように風評阻止には確かな科学的根拠と強い発信力が重要。世界中の人々がみることが出来る、最新情報を伝える新たな仕組みを設けることが必要だ

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